■ 稲毛浅間神社について
●日本随一の霊峰・富士の山への浅間信仰
稲毛浅間神社は富士山を神と仰ぎ奉る信仰にはじまります。
大同3年(808年)平城天皇の御代、現在の静岡県富士宮市大宮に鎮座する富士山本宮浅間大社の御分霊を奉斎したのが起源とされています。
治承4年(1180年)には源頼朝が東六郎胤頼を使者として御幣物を捧げて武運長久を祈願したのをはじめ、千葉常胤以来、代々の千葉氏の信仰が篤かったことが古記録等により伺い知れます。
また、文治3年(1187年)の社殿再建に際しては、富士山の形に盛土をし、参道も富士登山道にならい三方に設け、社殿は東京湾を隔てて富士山と向かい合って建立されました。
江戸時代には当社の境内地は実に東西四百間(約720m)にも及びましたが、明治維新に際して現在の社地(6400坪)を残し上地いたしました。
●焼失の難を乗り越え、神々しく輝く御社殿
昭和39年9月、原因不明の火災によって文治再建時のものと伝える旧社殿は焼失し、昭和41年、現在の社殿が建立されました。
昭和61年、昭和天皇の御在位六十年に際し奉祝の意を込めて、社殿前庭の拡張・擁壁工事を行い、翌62年竣工、さらに平成16年には社務所の改修工事を行ない、神社のたたえる伝統と行くべき未来が融合した斬新なデザインの建物として新しく生まれ変わりました。
境内の老松は千葉市指定天然記念物として千葉市の名所の一つであり、隣接の稲毛公園とともに海岸の面影を残し風光明媚な景観を呈しています。
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(c) 稲毛浅間神社